2013年5月7日火曜日

ジッタークリーナー

久しぶりにジッタークリーナーの話題を。

これまで、UDA-I2S出力/SCLK(システムクロック)をクリーニングしていたが、ジッタークリーナーをもう一台製作したので、今度は、P2D-I2S出力/DSD_CLK(ビットクロック)をクリーニングしてみることにした。


UDA-I2S出力/SCLKは、512fs=22.5792MHzでロックしているが、P2D-I2S出力/DSD_CLKの周波数はなんだろう? オシロで波形を見てみることにした。

                     DSD_CLK                                    DSD_SCLK

波形からDSD_CLKはDSD_SCLKの半分だと思われる。DSD_SCLKは256fsだから、ジッタークリーナーの設定をその半分の128fs=5.6448MHzにすると見事にロックした。

ジッタークリーナーを通した波形は以下のとおり。
ただし、残念ながら問題が発生した。UDA-I2S出力/SCLKをジッタークリーナーに通す場合は、なんの問題もなかったのだが、P2D-I2S出力/DSD_CLKをジッタークリーナーに通すと、再生している楽曲の曲間にもの凄いノイズが発生する。また、ハイレゾ楽曲などでサンプリング周波数が変わるたびにノイズが入る。ジッタークリーナーの電源を一度オンオフすると奇麗な音になる。

より引き締まった音になるので、できればP2D-I2S出力/DSD_CLKをジッタークリーニングしたいが、曲間のミュートやサンプリング周波数に追随してロックする仕組みを作らねねばならず、私の力では到底不可能。P2D-I2S出力/DSD_CLKのクリーニングは諦めることにした。

だが、UDA-I2S出力/SCLKのクリーニングだけでも十分に素晴らしいので良しとしよう。

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